No.使いが教える!No.89 電脳獣ディアブロシス編
こんにちはしゃもじです。
みなさんはこのカードを知っているだろうか?
このカードは、いつの時代でも使うことのできる最強の除外カードです。
このカードを使えば環境デッキは倒すことができます!
目次
効果
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/サイキック族/攻2800/守1200
レベル7モンスター×2
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで裏側表示で除外する。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを裏側表示で除外する。
(3):相手のカードが裏側表示で除外された場合に発動できる。
裏側表示で除外されている相手のカードの数だけ、
相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外する。
使い方
効果(1)
このカードは3つの効果が全てうまくかみ合っています。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで裏側表示で除外する。
正直この効果だけでもかなり強い!
相手のエクストラデッキからランダムではなく選んで確認するので、先行1ターン目に発動すれば相手のデッキがわかる。
つまり、情報アドになります。相手の動きを先読みする事によってデュエルを有利に進めることができます。
今なら、相手のデッキがもし閃刀姫だったら制限カードの「閃刀姫-カガリ」を裏側除外することによって相手はもう何もできなくなってサレンダーしてしまいます。
環境に入るような強いデッキはエクストラデッキに依存することが多いです。
リンク環境になってからそれが顕著に見えます。
公式はパワーバランスを考えてエクストラのデッキに必要なキーカードを制限カードにします。つまり、ディアブロシスの餌になるのです。
2枚は禁止ですがw
しかも、この効果は裏側除外です。除外ならまだしも裏側除外だとデッキに戻すのは現状ほぼ不可能です。誰もディアブロシスを使わないし存在自体知らない可能性もあります。
そこで急に出てきたら対策の使用がありません。
これが基本的に大会のエクストラデッキに採用されていないモンスターの強みです。環境に入るデッキは当然対策を用意しておきますがディアブロシスを使うなんて誰も予想できませんからね。
もう一つのメリットはエクシーズモンスターというところです。
つまり、メインデッキにはいれません。このカードを入れたことによって負けたという、事故の要因にはなりません。
相手がエクストラデッキを使わない帝王なんかの場合、
「帝王か…なら呼ぶのはやめておこう」となります。
帝王ならそもそもエクストラデッキがないのでわかりますが。
効果(2)
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを裏側表示で除外する。
この効果も強いですねw
この効果の強いところはモンスターカードではなく、カードだということです。
つまり、魔法・罠も裏側除外ができます。
また閃刀姫の話をすると「閃刀起動-エンゲージ」
を裏側除外することができます。
このカードに限らず、最近は墓地から発動する魔法・罠が多いのでそのカード再利用させないようにすることができます。
「転生炎獣」なんかのように墓地から何度も蘇生してくるようなデッキにはディアブロシスを使ってどんどん裏側除外していきましょう。
名称ターン1は(3)の効果だけなのでもしディアブロシスを2体場に召喚できれば
「バイバーイ(笑)」
墓地の2体→
「転生リンク召喚できねぇー」
といった感じにできます。
攻撃力もランク7なので、2800ありますから大体のモンスターは倒せます。
効果(3)
(3):相手のカードが裏側表示で除外された場合に発動できる。
裏側表示で除外されている相手のカードの数だけ、
相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外する。
(1)(2)の効果を上手く利用できます。
このカードを先行1ターン目に召喚してずっと残っていれば、
1ターン目:(1)(3)の効果でEXから1枚、デッキから1枚除外
残りデッキ34枚(40デッキだった場合)
2ターン目:(1)(2)(3)の効果でEXから1、墓地から1、デッキから4枚除外
残りデッキ29枚(相手がドローやサーチをすればさらに減る)
3ターン目:(2)(3)の効果で墓地から1、デッキから9枚除外
残りデッキ19枚
4ターン目:(2)(3)の効果で墓地から1、デッキから19枚除外
残りデッキ0枚
あっという間にデッキを減らすことができる。
ディアブロシスが複数いれば加速しますし、相手が自ら
などを使えばさらに加速します。
相手ターンにも裏側除外さえされれば発動できるので、
などをトリガーにすれば相手ターンもどんどん除外していけます。
同ランク比較
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターのコントロールを得る。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールド上に「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。自分フィールド上にトークンが存在する限り、このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。また、1ターンに1度、自分フィールド上の「幻獣機」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
レベル7モンスター×2
(1):X素材を持ったこのカードは効果では破壊されない。
(2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に相手に500ダメージを与える。
(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「レッドアイズ」通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
ディアブロシスは攻守も劣っておらず、効果も他のカードにはない差別化ができる効果なので、レベル7を召喚するデッキなら1枚エクストラデッキに入れておくのもありでしょう。
ただ、ディアブロシスは破壊耐性がなく、フィールドにも干渉しないので場持ちがあまりよくないです。上手く守ったり、複数枚エクストラデッキに入れておくと良いかもしれません。
イラスト・名称
背景は電脳世界のような雰囲気があります。
画像ではわかりませんが、ウルトラレアの光り方だと少し緑がかっていて
少しグリッドマンの世界を思い出しました。
このモンスターはまさにサイキック族って感じの見た目をしていますね。
ナンバーは体にではなく、本体の後ろにいるものにかかれていますね。
ディアブロは英語で「悪魔」という意味です。
英語版では「DIABLOSIS THE MIND HACKER」と表記されており、
「精神をハッキングする悪魔」と和訳できます。
なんか、かっこいいですね。
まとめ
No.89 電脳獣ディアブロシスは強いですがあまり使われていません。
そもそも最近はレベル7を並べるデッキがないので召喚できないのも無理ありません。
ただこのモンスターを召喚に成功したら相手に痛手を負わせることができます。
裏側除外をすればするほど相手は何もできなくなります。
おそらく自分のターンが戻ってくる頃には、もうフィールドにいないと思いますが、
(1)の効果を使うだけでも十分な仕事はしてくれているはずです。
ぜひ、このカードを使ってあげてください。
以上です。